家族になっていく

ずいぶん日があきました。。
現在息子は2才を迎え、一言で表現するとしたらこの言葉がしっくりくる・・・「元気盛り」。
朝起きてから夜眠りにつくまで、エネルギーに満ちている。ずっと動き回っているという意味では決してないけれど、見たい知りたい触りたい口にしたい・・もちろん家の中だけでは収まりきらない、お外で思いっきり身体を動かしたい欲も盛りである。
1才7ヵ月位から豊かになってきた発声発語も2才になった今、主語述語をくっつけて大人に伝えてくることも出てきた。この発声発語についてはまた別の回に書き残しておきたい。。

この4月から新しい保育園に転園した。
5月下旬の今でも、ほぼ毎日登園時にはグズったり時には泣いてしまったり・・・ふだんからどんな状況でも通してご機嫌な息子も、2才という周りの状況がよく把握できる年齢になって、NOの意思表示が豊かになってきたとも思える。

今日書きたいのは、そんな状況の息子をめぐる夫婦のやりとり・行動から感じたこと。ゆっくり家族になっていくってこういうことかなぁと私なりに。。

保育園に朝息子を送って行ったある日、いつものように「や~や~(嫌だ)」とグズり、最終的には大泣きしてしまった。ベビー時代を含めて今までに聞いたこともないような悲鳴のような泣き方で・・。連れて帰るわけにもいかないし、どうしようもないので戸惑いながらも先生に息子をなんとか預ける。この上なく後ろ髪引かれる想いを引きずりながら保育園を後にした。。
今日は預けずに側で過ごしてあげるのが良かったんじゃないか、そもそも転園させたこと自体が良くなかったんじゃないか、今後のことも考えての転園は所詮親の都合でしかなかったんじゃないか、仮に元の保育園で今年度も過ごしていたら、馴染みの顔ぶれの中で今日も安心してニコニコで居られたんじゃないかーー。。ぐるぐるぐる。。。

その日迎えを担当する夫に、そんな送りの様子をメッセージ。
返信に、夕方迎えにいったら公園でゆっくり時間とって遊んで帰るかな・・と。
朝の息子の気持ちに寄り添えなかった私なりの気がかりに思っていた部分を、近い感覚で夫なりに感じとって埋め合せを。。これを読んだとき、私の中のもやもやのぐるぐるスピードが減速して、前に飛び出した戸惑いの気持ちが少し引っ込んだ。私が迎えに行くとしてもきっと同じことをしただろうなぁ…と。少し救われた。。

そんな些細なやりとりに、息子を取り巻く3人、家族になっていく感じを覚えた。
そりゃもちろん今までも家族なんですけれど・・
こうやってもっと家族に、ゆっくりゆっくりなっていくのかなぁと。。

もちろん、息子の未だに保育園を拒絶する想いの行方は、私たちの行動とはまた別の問題。
埋めあわせるとかどこかで帳尻を合わせるとか・・そんなことではないのだろうと思う。
どうしていったらいいのかこれからも試行錯誤。。

こんなことを今夜、書き残しておきたいと思ったのです。