おなじ時をずっと一緒に生きてきたというのに・・

途中まで書いてはまた今度また今度笑・・そんな記事が増えてきてしまった。3ヶ月前に書いていたこの記事からUP。

この感じをなんて言ったらうまく伝わるんだろう・・。目の前に寝ている息子はもうまもなく生後11ヵ月を向かえる。産まれてからずっと一緒(数時間、夫や母に預けて出かけたことはあるにしても笑)におんなじ時間を生きて過ごしてきたというのに、こんなに大きくなったその成長過程を私はどれだけ見逃してきてしまったんだろう。そんな風に、驚くほど速いその成長スピードに唖然としてしまう。いつも一緒に一番近くに居たはずなのに、どんなときも側で見守ってきたつもりだったのに、いつの間にかこんなに大きくなっている。
赤ちゃんからいつの間にか幼児になろうかとしている・・。そう、いつの間にか。。

その時その時の育児を笑って噛みしめて踏ん張って過ごしてきた。けれど今目の前に存在する成長した息子とそれまでの積み重ねの日々とがまるで全然別物であるかのような、がっちりリンクしないというか・・そんな気にさせられてしまう。「いつの間に」感が半端ないのである。
これまであんなこともあってこんなことも乗り越えて、こんなに大きくなって成長したなぁとしみじみする気持ちと、いつの間にこんなに大きくなったんだろうと唖然とする気持ち・・・どちらかというと後者の方が強いのである。

こんなに近くで過ごしている私ですらそういう思いがあるくらいだから・・たまに会う祖父母や叔父たちにとってみれば「大きくなった」感は相当なのだろう。極端なはなし、自分が子供のころに年に一度帰っていた田舎にて、祖父母に第一声「まぁ大きくなって!」と毎度言われていたその頃は、内心またそれか笑と子供心に思っていたけど、いまは言っている側の気持ちがよく解る。

この「いつの間に」感は、わたしに「置いてきぼり」感を残していくのだ。
こんなに近くにいたのに何を見ていたんだろう何を見逃したんだろう・・いやきっとそんな事はないのだろうけれど、育児って神秘。
エネルギーに満ち溢れ、生の力で輝いている存在を目の前に、そんなことを感じる日々を過ごしている。